デリヘルって何?
ファッションヘルスとは、中には男女の性別が逆になっているパターンもあるようですが、多くの場合は、女性従業員がお客さんである男性に対して、性的なサービスを提供するお店のことを指しています。
ただし、あくまでも性的なサービスの提供のみであって、基本的に性交渉はしません。
このファッションヘルスと同じ内容を、店舗内の個室で受けるのではなく、男性の自宅やホテルなどに女性従業員が出向いて受けるものを、デリヘルといいます。
デリヘルには法的な根拠もあります。
風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律というもので、一般には、風営法とか、風適法と呼ばれています。
この中でデリヘルは、第2条6項で触れられており、そこではデリヘルは、無店舗型性風俗特殊営業といわれています。
ちなみに、店舗型性風俗特殊営業には、ソープランドやファッションヘルス、ストリップ劇場やポルノ映画館、ラブホテル、アダルトグッズショップがあります。
この風適法は、1998年に大幅な改正が行なわれ、1999年4月から施行されました。
この時、デリヘルは初めて法的な根拠を示されることになりました。
この法律によってデリヘルは、届け出をすれば、誰でも営業が出来るようになったのです。
そのため、この法律が施行されて以降、デリヘルの数は急激に増加しました。
以前は首都圏中心に伸びていたものの、地方でもその数を伸ばし始め、現在では日本全国どこにでもデリヘルはあるという状況になっています。
とはいえ、風適法はその後、2005年に再び大幅改正がなされ、2006年5月から新しい法律が施行されるようになりました。
この時の大幅改正によって、デリヘルの受付所や待機所は店舗とみなされるようになり、営業時間に制限を受けることとなりました。
基本的に24時までの受付となり、店舗の営業は25時までとなるようになったわけです。
また、風俗店の営業禁止区域にはデリヘルの店舗を出せないことになりました。
ただデリヘルの場合、店舗閉店後も電話受付等で営業は可能なので、実質は24時間営業となっています。
他の風俗の場合は店舗での性的サービスの提供になりますから、25時までの営業になりますが、デリヘルは24時間営業が可能で、これがデリヘルの大きなメリットともなっています。
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デリヘルという名称
このデリヘルという名称は、株式会社クリエイターズカンパニーコネクションから発行されている風俗情報雑誌「MAN-ZOKU(マンゾク)」によってはじめて使用されました。
1998年の風適法の改正を受けて、デリヘルが届け出対象とされたことを記事にする際に使ったものです。
その後、デリヘルという言葉は一般的にも使われるようになったのですが、株式会社クリエイターズカンパニーコネクションの関連会社であるシーズホールディングコーポレーションが1998年に商標登録を出願し、同年に認められました。
なお、デリヘルと似たシステムのものに、「ホテルヘルス(略してホテヘル)」と呼ばれるものがあります。
これは、街中にある受付所には女性従業員が待機しており、その店舗である受付所へ足を運んだお客である男性と共に移動し、周辺のホテルを利用して性的サービスを提供するものです。
受付所は女性が待機するだけで、ファッションヘルスのように個室は構えていません。
また男性の自宅へ行くデリヘルとも違っています。
ですが、受付所が閉鎖される24時以降になると、ホテヘルでは受付所の代わりに電話受付を開始するようになります。
お客である男性は電話で女性を選択・指名し、ホテルで待ち合わせをして性的サービスを受けることになるわけです。
こうなると、デリヘルとの違いは全くなくなります。
そのため、ホテヘルをデリヘルと同時に営業していることが多くあります。